2017年6月 理事長挨拶


(2017年6月)

宮城県保険医協会第47回定期総会を終えて

理事長 井上 博之

井上博之顔写真201612275月27日(土)ホテル仙台ガーデンパレスにおいて、定期総会を開催しました。残念ながら委任状での参加が多く、会員から理事会提案の議案に対する意見・異論もなく、すんなりと2017年度の活動方針が決まりました。そこで、改めて当日議決された内容を紹介させていただきたいと思います。
2017年度活動の重点課題の第一は、「協会の価値をいっそう高める。会員が求める、会員のための、参加しやすい、参加に結びつく協会活動をすすめる。」と決まりました。来年の定期総会には、より多くの会員参加が得られるようにすることが課題となります。
引き続き、医療・社会保障改悪を阻止し、充実させる運動を展開します。2018年診療報酬・介護報酬同時改定に向けた運動が大切だと位置付けました。それらを進めるうえで、「医科・歯科連携」「病診連携」「多職種連携」「各団体との連携」など『連携』を発展させることに努力すると表明しました。
東日本大震災から6年が経過し、被災者への支援はまだまだ必要であることが示されています。被災者の生活の安心に大きく寄与してきた医療費窓口負担免除は、宮城県内ではごくわずかな被災者にしか継続されていません。震災からの復興の課題は、今後も重視して取り組んでいきます。
総会では、今後2年間の協会活動に責任を持つ役員を選出しました。新理事は1名だけで、留任の多い人選となりましたが、マンネリ化に陥らないよう十分に注意しながら、さらに活発な協会活動をすすめていきたいと考えています。会員は勿論のこと、会員以外の方々のご意見・ご要望にも耳を傾けながら、日常の協会運営に努めてまいりますので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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