(2023年6月)
理事長再任にあたって
理事長 井上 博之
先月27日の定期総会で理事長に再任されました。5期目となります。まだまだ力不足で、与えられた任務を遂行しきれていないのでないかと思います。皆様方には、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
再任早々より重大問題に直面しています。保険医として見過ごすことができない、オンライン資格確認システム導入義務化と保険証廃止の強制に対しては、何度も抗議声明などを発出してきました。これは、まさに国民皆保険制度の根幹を揺るがす事態です。政府がマイナカードと保険証の一体化を強引に進めようとしている中、トラブルが続出しています。これ以上政府による無茶を通させてはなるまいと、私も今月1日には国会に駆け付けることにしました。3名の役員と2名の事務局員が一緒です。
多くの県民から託された請願署名(「保険でより良い歯科医療を」「保険証廃止中止」「ストップ窓口負担増」)を携えて、直接国会議員に届けてきます。
宮城県保険医協会は、会員中心に活動する団体です。このような国民全体に不利益が及ぶ問題については、これまでにも増して、関係各層の方々との協同の輪を拡げながら取り組みたいと考えています。皆様方の積極的なご参加をよろしくお願い申し上げます。