2018年5月 理事長挨拶


(2018年5月)

会員の皆様 26日の定期総会に是非ご参加を

理事長 井上 博之

井上博之顔写真20180430 今年も会則に基づく年に一度の定期総会の時期を迎えました。議案書は先に送付しております。ご多忙のスケジュールを割いて、是非ご出席いただきますようご案内いたします。
 最近の政府の動向で明らかになりましたが、今や国民の非難の的となっている財務省が主導して、またもや高齢者医療費の負担増を進めようとしています。医療改悪に抗して、さまざまな運動に取り組んできた保険医協会として、看過できない情勢です。今年も引き続き、医療改善運動に取り組んでいきます。
 4月からの、診療報酬・介護報酬同時改定にあたっては、最新の情報をいち早くお知らせするよう努力してきました。これまでにない複雑な改定内容となっていますが、正確な把握のための新点数検討会を行うとともに、保険医新聞やホームページでのお知らせもしてきました。一方、今次改定に見られる問題点については、中央要請行動で国会議員にも伝えています。改定内容の普及・促進と診療報酬の改善要求の両方を同時に取り組んでいきます。
 その他、この1年間に取り組んできた諸活動を振り返り、より魅力ある保険医協会へとブラッシュアップしていくための方針について話し合います。会員の皆様のご意見・ご要望をよろしくお願いします。なお、出席できない先生方には、事前に文書かメールでご意見をいただければと思います。

興味深い記念講演には一般の方も参加できます

 今年の総会の記念講演は、仙台市出身の生物学者、本川達雄先生にお願いしました。「人間にとって寿命とはなにか」をテーマにお話しいただきます。ベストセラー「ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学」などを通じて、生物学を親しみやすいものにする努力を続けてこられた、第一線の学者です。
 お誘い合わせてご参加ください。

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